源平枝垂れ桃
いちおう桃です。
梅に似ていますが、桃の木は木肌に光沢があります。
静岡に住んでいた時によく道端に生えていました。
赤と白が混ざっています。よく見ると4種類の花びらで成り立っています。赤、白、赤と白のまだら模様、ピンク。
こういうのを見るとメンデルの遺伝法則を思い出しますが、メンデルのように規則正しくないようです。
枝変わり突然変異
動物では体細胞が突然変異を起こしたら癌になったりしますが、植物では新たな個体になりそのまま正常に成長することがあります。これを枝変わり突然変異といいますが、その仕組みは解明されていません。
源平枝垂れ桃の場合、枝変わり突然変異が起こって花を赤くする遺伝子の発現量に差が生まれ、1つの木に色々な種類の花が咲きます。
白子
動物の白子に似ていますが、白子はメラニン色素の遺伝子が初めから欠損しているので、別物です。植物にも白子がありますが、光合成ができないので、種子の段階で死んでしまいます。