「 感染症 」 一覧
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角膜潰瘍にクロスリンキング
クロスリンギング クロスリンキングは円錐角膜に対する治療として確立していますが、感染性角膜潰瘍に対しても効果があるようです。 機序 酸化作用によるDNA損傷 角膜融解の抑制作用 アポトーシスを起こす ...
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眼内炎に抗生剤全身投与しても最終視力は変わらない
今まで自分で眼内炎を起こしたことはありませんが、他院で起こった眼内炎が紹介されてくることがあります。そういうときは抗生剤の全身投与と硝子体手術をします。 Arch Ophthalmol. 1995 D ...
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バンコマイシンに対する過敏反応
バンコマイシン 眼内炎が起こったら硝子体手術をしてバンコマイシンを眼内に入れます。 バンコマイシンに対する過敏症が起こることがあるようです。 HORVと言います。かなり希なようですが。 血管閉塞性疾患 ...
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涙小管掻破はやらない方がいいです
涙小管掻破 涙小管炎の治療として教科書には「涙小管掻破をする」と書いてありますが、涙小管内腔を傷つけると閉塞の原因になるので掻爬はやらない方がいいです。 石を転がす 涙小管内の菌石を除去することが目的 ...
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涙小管炎の治療
菌石の除去 治療は菌石の除去になります。キシロカインで麻酔をしますが、場合によっては滑車下神経麻酔までします。涙点を拡張し、必要ならば涙点耳側切開をして、綿棒と指を使って菌石を圧出します。生理食塩水で ...
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治りづらい結膜炎は涙小管炎を疑う
涙小管炎は結膜炎と症状が似ていますが、結膜炎に比べて治りづらいです。慢性的に経過している結膜炎は涙小管炎を疑う必要があります。 涙点の眼脂、内眼角の発赤腫脹、涙点の拡大、流涙、眼瞼の違和感などの症状が ...