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小山福澤眼科

手術 眼瞼下垂手術

眼瞼下垂術後の角膜知覚と涙液産生量

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眼瞼下垂

眼瞼下垂後にドライアイになるという報告がありますが、一方で一定期間涙液産生量は増えるという報告があります。

Can J Ophthalmol. 2007 Oct;42(5):739-42.
Effects of upper eyelid blepharoplasty on ocular surface sensation and tear production.
Kim HH1, De Paiva CS, Yen MT.

上眼瞼の術後の眼表面の知覚と涙液産生について角膜知覚計とシルマー1試験で評価しました。

結果

21眼について調べました。
術後1日目は角膜知覚が有意に低下しました。p<0.01
術後1日目から術後1ヶ月目の間に角膜知覚が有意に増えました。p<0.01
術前と術後1ヶ月目の角膜知覚に有意差はありませんでした。p>0.05
術前と術後1日目の涙液産生量に有意差はありませんでした。p>0.05
術前と比較して術後1ヶ月目まで涙液産生量が増えました。p<0.05
術前、術後1日目、術後1ヶ月目で、角膜知覚とシルマー1試験に相関はありませんでした。

まとめ

上眼瞼の手術後は、一時的な角膜知覚低下を生じますが、1ヶ月で元に戻ります。術前後で涙液産生量は変化せず、術後1ヶ月目まで涙液産生量は増えました。角膜知覚が低下しても涙液産生量に影響しませんでした。

眼瞼の手術後は眼瞼に炎症が起こり、また何らかの神経の反射が起こり、涙液産生が活発になるのかもしれません。角膜知覚が低下する原因はわかりません。

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