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涙囊鼻腔吻合術鼻内法はチューブを入れた方がいい?

投稿日:2018年7月6日 更新日:

dcr

鼻内法

The Clinical Efficacy of Silicone Stents for Endoscopic Dacryocystorhinostomy: A Meta-Analysis.
Kim DH, et al. Clin Exp Otorhinolaryngol. 2018.

内容

涙囊鼻腔吻合術鼻内法でシリコンチューブを入れると効果があるかどうか調べています。

方法

メタ解析

結果

587例を調べました。
シリコンチューブを入れた方が成功率が高かったですが、有意差はありませんでした。
粘膜を切除する方法と、粘膜弁を作る方法を比較すると、粘膜弁を作る方が結果が良かったですが、有意差はなかったです。
眼瞼の異常、術後出血、吻合部の閉塞、肉芽の増殖、癒着については有意差はなかったです。が出血と眼瞼の異常に関してはシリコンチューブを入れた群の方が多い傾向にありました。
吻合部分が閉鎖するのはシリコンチューブを入れない群で多かったです。

まとめ

シリコンチューブを入れて粘膜弁を作るやり方が成績が良かったです。が有意差はなかったです。

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