手術でした。
内容
白内障手術七件、硝子体手術二件でした。
白内障手術
先週やった40代の方の反対眼は、前回と同じように前嚢下白内障で石灰化していました。眩しがって目が動いて難しかったですが、うまくできました。先週やった方の目は視力1.2まで出ていました。
90代の方はしっかりされている方だったので手術自体は問題なくできそうでしたが、レーザー虹彩切開術後で、瞳孔がほとんど開いていない状態で、さらに虹彩の上方が癒着しているように見えました。瞳孔の縁を細かく切開して瞳孔を広げましたが、上方の虹彩から出血しました。出血は少量だったのでかまわず手術を続行しました。水晶体は固くてしかも外れそうになっていて難しかったです。手術が終わる頃には出血は止まっていました。少し時間がかかりましたが無事に終わりました。
この日一番の要注意症例は、反対眼がほぼ失明されている方の残された目の成熟白内障の手術でした。最後の目なので慎重に手術しましたが、水晶体がかなり固くて難易度の高い手術でした。超音波の力を上げてもなかなか削れなかったです。無事に終了してよかったです。
硝子体手術
後日書きます。