血管新生緑内障
7月に網膜中心静脈閉塞症から起こった血管新生緑内障に対して線維柱帯切除術をしました。手術してから1ヶ月半経ち、現在の眼圧は9mmHgです。
線維柱帯切除術
ブレブという結膜の袋を作る手術ですが、ブレブが癒着して潰れてしまうと眼圧が上がってしまいます。血管新生緑内障は術後の充血が強く、前房に出血することが多いです。今回は術後の充血はそれほど強くなかったですが、前房出血していました。出血するとブレブが癒着しやすいので、用心して眼圧を下げるレーザーの処置を早めにやっていきました。
現在はブレブがよくできていて充血もなく落ち着いています。点眼は終了とし、本日ブレブの糸を抜糸しました。
抜糸の時期
今までいろいろな病院を回って見てきましたが、抜糸の時期は先生によって違います。二週間で抜糸する先生もいれば、一ヶ月で抜糸する先生もいます。抜糸しない先生もいます。自分は早めに抜糸する方ですが、今回は患者さんの受診の都合などもありいつもより少し抜糸が遅れました。抜糸してみると見た目も綺麗になりました。いい袋ができたと思います^^