手術でした。
内容
白内障手術二件、硝子体手術一件
白内障手術
一件目は普通の白内障でした。
二件目は硬い白内障でした。しかも水晶体が動いていました。嚢に負担がかからないに手術して、無事に終わりました。
硝子体手術
黄斑前膜と白内障の同時手術でした。最初に白内障手術をしましたが、レンズを入れる袋が破れてしまいました。破損した部分が広がらないように注意して残りの水晶体を吸引して、残った囊を粘弾性物質で膨らませて人工レンズを嚢内に入れました。囊が破れた場合は通常は人工レンズを囊の上に乗せますが、がんばれば囊内に入れることができます。囊が破れることはそんなにないですが、破れた場合は人工レンズを可能な限り囊内に入れるようにがんばります。
黄斑前膜はキサントフィルが沈着した黄色い膜でした。色素沈着している黄斑前膜は癒着が強いので慎重に剥がしました。最後に人工レンズの裏側の残った後嚢をカッターで丸くきれいにして終わりました。破嚢はしましたが、最終的には何事もなかったかのように終われて良かったです。