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涙囊鼻腔吻合術鼻内法と鼻外法の比較

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涙囊鼻腔吻合術

Systematic review and meta-analysis on outcomes for endoscopic versus external dacryocystorhinostomy
June Huang, Joanne Malek, David Chin, Kornkiat Snidvongs, Geoff Wilcsek, Krishna Tumuluri, Ray Sacks, Richard J HarveyOrbit 33 (2), 81-90, 2014

内容

涙囊鼻腔吻合術にはいくつか種類があります。それを比較しています。

方法

メタ解析
各種手術の症状の改善、通水の可否や術後の傷の状態や出血などを比較しました。

結果

19の研究を対象として分析しました。
鼻外法の方が鼻内法よりも少し成功率が高い結果でした。RR0.96
しかし、鼻内法でドリルを使用して丁寧に骨窓を作成すると鼻外法に匹敵する成功率でした。RR1.02
レーザーを使用する涙囊鼻腔吻合術の成功率は低かったです。RR0.85
傷のできやすさは鼻内法は鼻外法の0.07倍
出血しやすさは鼻内法は鼻外法の0.72倍(有意差なし)
感染のしやすさは鼻内法は鼻外法の0.24倍
でした。
再手術になる割合は同等でした。

まとめ

涙嚢鼻腔吻合術は成功率の高い術式です。
鼻内法はやり方によっては鼻外法に匹敵する成績を上げることができて、顔に傷を残さずに済みます。

このような内容でした。
言い換えると、鼻内法が鼻外法と同じ程度の成績を達成するためには、かなり丁寧にやる必要があり、逆に考えると、鼻外法はそれほど慎重にやらなくても普通通りにやれば鼻内法よりもいい結果が得られるということででしょうか。
鼻外法でできる顔面の傷は大きくても2cm程度なのでそんなに目立たないです。
鼻内法は術前にCTを撮影する必要がありますし、全身麻酔で手術します。CTの結果によっては鼻内法ができない場合があります。負担は鼻内法の方が大きいです。

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