大学教授の講演に出席しました。
まとめると
濾過胞ニードリング後にグラナテックを点眼すると癒着を防げる。グラナテックは線維芽細胞増殖を抑える。
ニードリング後にプロスタグランジン点眼はダメ、線維芽細胞増えて、癒着を促進する。
眼圧が低くてもレクトミーは効果ある。眼圧の変動が減らすことができる。点眼で眼圧が低く保たれていても視野が悪化するなら、手術してしまった方が良い。
三剤以上は点眼増やしても意味ない。ほとんど効果なし。手術してしまった方が良い。
多剤点眼はレクトミーの術後成績が悪い。
プロスタグランジン製剤の点眼で瞼が窪んで硬くなると、レクトミーの術後成績が悪化する。
ルミガンはだめ、レクトミーの成績が低下する。眼瞼が窪んで硬くなるから。
ルミガンは他のプロスタグランジン製剤に比べてやや眼圧降下作用が高いが、実際はそんなに差は無い。副作用のことを考えると使わない方がいい。
とても勉強になりました(^^)
診療に生かしていきたいです。