硝子体手術
二件硝子体手術をしました。
一件目は再発した黄斑前膜でした。他の病院で黄斑前膜を取る手術をされましたが、再発したので、当院に紹介されて来ました。
術前のOCTでは立派な黄斑前膜が張っていました。手術では、結構厚い黄斑前膜でしたので、つかみやすかったです。膜を剥がしてみると、内境界膜が残っていました。普通、黄斑前膜を剥がすとその下に内境界膜があり、両方の膜を剥がして手術を終了します。今回の症例は最初の手術で内境界膜が取り除かれていなかったようです。内境界膜が残っていると黄斑前膜が再発することがあります。
二件目は普通の黄斑前膜の手術でした。内境界膜までしっかりと剥がして終了しました。