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手術 網膜硝子体手術 静脈閉塞 黄斑前膜

網膜静脈分枝閉塞症と黄斑前膜が合併した方の硝子体手術

投稿日:2018年6月19日 更新日:

網膜静脈分枝閉塞症

硝子体手術

硝子体手術を2件やりました。

黄斑前膜

一件目は普通の黄斑前膜でした。白内障と同時手術でした。特に問題なく終了しました。

網膜静脈分枝閉塞症+黄斑前膜

二件目は黄斑前膜+網膜静脈分枝閉塞症の方でした。後部硝子体剥離は起こっていなかったです。黄斑前膜は後部硝子体剥離が起こった後に網膜表面に残った残存硝子体皮質が増殖して膜になったものと言われているのですが、後部硝子体剥離が起こっていないのに黄斑前膜ができることもあります。硝子体の後方にポケットと言われる隙間があって、ポケットの後壁が肥厚すると黄斑前膜になるようです。
手術は、後部硝子体剥離を起こして、青い色素で膜を染めて、膜を剥がしました。周辺部の硝子体を切除していると小さな穴がありました。穴の部分は特に念入りに硝子体切除をして、レーザーをしました。網膜静脈分枝閉塞症のせいで出血している範囲の網膜にレーザーをして、眼内を空気に置き換えて、縫合して終了しました。

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