熱中症
今年の夏は暑くて長かったです。
患者さんの中で自分は熱中症ですと申告される方が多かったです。
熱中症は病気なので診断基準を満たしているかどうか気になっていました。
そこで熱中症のガイドラインを見てみました。
熱中症の診断
熱中症は重症度で分類するとI度からI I I度まであります。
I度の症状はめまい、立ちくらみ、生あくび、筋肉痛、こむら返りです。
付記として「暑熱環境に居る、あるいは居た後の体調不良はすべて熱中症の可能性がある」と書いてあります。
要するに、暑いところにいてあくびをしたら熱中症ということです。暑いところで体調が悪くなれば熱中症かも、ということです。
これだと今年の夏はほとんど全員が熱中症だったと言えそうです(^◇^;)
自称熱中症
「自分は熱中症」という方は自称熱中症と思っていましたが、本当に熱中症だったんですね。
熱中症が増えた原因
自分が子供の頃は熱中症の人は今ほど多くなかったです。最近増えているのは、平均気温が上がっているのも原因かと思いますが、診断基準が以前よりも緩くなっているのが最大の原因かもしれないですね。